会長方針

Policy

2023-24年度クラブテーマ
楽しもう!ロータリー!!
「奉仕で培う友情のWA」
会長

会長 長坂 博隆

幹事

幹事 井上 健太

はじめに、クラブ歴代会長を中心に先達の方々がロータリー精神と奉仕の理念の下、リーダーシップを発揮されて、永い歴史と文化が形成され、第2750地区のリーティングクラブに育てていただいたことに深い感謝と敬意を表します。皆様方からお預かりいたしました、この重責 を井上幹事と共に一生懸命努めてまいりますので、クラブ役員・会員の皆様、事務局及び関係団体の皆様にはご支援とご協力をお願い致します。2023-24年度ゴードン R. マッキナリー国際ロータリー会長テーマは、「世界に希望を生み出そう」です。ゴードン会長は、希望が根づくための土壌である平和にさらなる主眼を置き、メンタルヘルスに注力すると表明されています。

紛争の影響を受けた人びとを癒すこと、そして、私たち自身の内面的な闘いと向き合うためにお互いと地域社会を支え、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます。 ロータリーでは「変化」という言葉をよく耳にします。一つはロータリークラブ自体の変化が言われています。もう一つは奉仕活動により、世界をより住みやすい場所にするための持続可能な良い変化です。当クラブに大切なのは5年後、10年後のために、原点に立ち戻り、ロータリーの目的、ビジョン声明や中核的価値観に治ってクラブの形やロータリアンであることの意味を考え、時代や社会の変化に適応した持続可能な活力あるクラブの構築に向けて、すべての事業、クラブ運営に関して今後の在り方を考え、それを実行していくことです。 そして、私たちがロータリーのビジョン声明を実践するために、会員基盤の強化、ポリオの根絶、青少年の健全育成、ロータリー財団への寄付、米山記念奨学会への寄付、親睦と奉仕を実践し、地域社会と国際社会に持続可能な良い変化をもたらす行動をするクラブを目指します。 ロータリーの礎は「つながり」です。当クラブでは、ここ数年、会員の入れ替わりも多く、新型コロナウイルス感染症により例会に制限があったことなども影響して、この「つながり」が少し希薄になっているように思います。

私は、今年度、DEI(多様性、公正さ、インクルージョン)を推進し、例会の設えに工夫を凝らすとともに、例会外の親睦事業を複数開催し、会員間の交流を促進し、温かく皆を受け入れるような雰囲気のある、居心地のいいクラブ づくりを最優先にしたいと考えています。そこで、38期目を迎えた当クラブのテーマは、皆さんに心からロータリーを楽しんでいただき、生涯の友情を育んでいただきたいという強い思いから『楽しもう!ロータリー!!「奉仕で培う友情のWA」』とさせていただきました。

私は、2014年にグアムロータリークラブと連携してPBGの島々を支援するクリスマスドロップ作戦に米軍機に搭乗して参加し、直接支授物資を投下させていただくという貴重な体験をさせていただく機会をいただきました。当時、20 01年9月11日に起こったアメリカの同時多発テロ以降、米国の税金を使った軍用機に一般の外国人を搭乗させるハードルは高く、一時は諦めかけましたがペンタゴンに直接掛け合ってくれたグアムロータリーの友人や航空自衛隊広報官など沢山の人びとの手助けがあり、人生最高の体験をすることができロータリーに感謝しています。その時、目の当りにした、無数に点々とする本当に本当に小さい島々の人たちが、自分たちの島に物資が投下されるかされないかにかかわらず、一生懸命手を振って私たちに感謝と 労いの気持ちを伝えてくれた姿は、友情を深め共に超我の奉仕を実識することで人々に幸せをもたらし、自身も喜びを感じ、自分の人生が豊かになることの素晴らしさ。また、より良い世界のために行動したいという同じ価値観を共有する奉仕活動で培った友情は連帯感や仲間意識を生み、強い絆が永く切れることのないことを知りました。 私の年度では、こうした、ロータリーでのすばらしい体験を通じて、会員の皆様方にはロータリーライフを「楽し」んでいただくとともに、新会員の方や諸先輩の会員の方が奉仕活動の場を通じて友情のWAを培っていただけるような1年にしたいと思います。

「つながり」を大切に、皆様方とともに最高に楽しかったといっていただける一年になりますよう活動させていただきますので、ご指導の程よろしくお願い致します。